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韓国最大のインディゲームの祭典!BIC Festival イベントレポート

Kae Mochida
10月 12日, 2018

AppLovin は今年初めて、韓国の釜山で毎年9月に行われている「BIC (Busan Indie Connect) Festival」にスポンサーとして参加致しました。日本の京都で5月に行われる「Bit Summit」とは協定を結んでいるそうで、雰囲気も似ています。また「台北ゲームショー」ともパートナーシップを結んでいるそうです。

 

BIC Festival は日本ではまだそこまで知名度が高くないイベントではありますが、韓国のインディーゲーム業界は、日本に負けず劣らず大変活発な状況です。我こそは次のヒット作を生み出すぞ!というデベロッパーたちが、世界各国から多く集まる興味深いイベント(Festival ですから、お祭というのが適しているかもしれません!)となっています。

今年は9月13日〜16日の4日間で行われました。初日は「Session Day」で、開発に役立つ内容のセミナーが開催されます。二日目は「Business Day」の設定となっており、スポンサー企業とデベロッパーのビジネスマッチングを目的としたミーティングも行われました。一般公開日は土、日の週末に設定されています。

 

今回のブログでは、ビジネスデーの展示会場の様子を少しだけご紹介したいと思います!

会場となるのは「Busan Cinema Center」(韓国語では、映画の殿堂)という施設。韓国最大規模の映画祭である釜山国際映画祭が開かれる会場でもあります。
BIC Festival の一番の特徴は、屋外での開催であること!こちらの会場の中の施設ではなく、屋外スペース全体を使って開催されるのです。

会場内は各デベロッパーが小さなブースを構え、モニターやスマートフォン、タブレットを使って展示をしており、参加者は実際にその場でゲームをプレイしたり、デベロッパーと話すことができます。
参加者として、ゲームのパブリッシャー企業がいるのも面白いところ。彼らは次の大ヒット作を見つけるべく、この BIC Festival に参加しています。そのため、パブリッシング先を探しているデベロッパーは積極的にパブリッシャーとのミーティングを申し込むことができるのだそうです。

韓国オフィスの Jinseok、日本オフィスの坂本も、ゲームに夢中になっています!

展示されるゲームも選りすぐりのものばかり。例年、大変多くのゲームが展示に応募してくるとのことですが、実際に展示されるのはそこから審査を通過したものだけです。
例えば日本の Bit Summit ではモバイルの比率は20%程度だと言われますが、BIC Festival においては、例年その比率が上昇しており、今年は50%ほどがモバイルとのこと。(残りはコンソールや PC ゲーム)ジャンルごとに展示作品の枠を決めているわけではなく、”良いゲーム”を選んだ結果の割合だということで、韓国でのモバイル熱の高さが現れているようにも思います。

また、中には高校生デベロッパーの姿も。「初めてゲームを作ってみた」という彼は、「色んな人がゲームをプレイしてフィードバックをくれるので、とても勉強になるし、実力も上がる気がする」と話していました。

 

最終日には、ゲームを展示していたデベロッパーを対象とした公式の Ending Party が”広安里(クァンアンリ)ビーチ”にて行われ、AppLovin はそのパーティをスポンサーいたしました!

正面に見える大きな橋は、釜山市内と海雲台(ヘウンデ)エリアを結ぶ広安大橋(クァンアンデギョ)という橋です。世界各国からたくさんのデベロッパーさんにご来場いただき、大盛り上がりのパーティーとなりました

なんと、パーティの終盤には橋にまで AppLovin のロゴが登場!

アメリカや日本をはじめ、中国、台湾、スペイン、マレーシアなど、今年は全世界26カ国からの参加者が集まった BIC Festival。ぜひ日本の開発者の皆さんも、来年は参加してみませんか?

 

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