パフォーマンスマーケティング, ブランド広告, モバイルアプリ成長, ユーザー獲得
カスタムプロダクトページでより多くのユーザーコンバージョンを促進
5月 2日, 2024
パフォーマンスマーケティング, ブランド広告, モバイルアプリ成長, ユーザー獲得
アプリのマーケターは最近まで、アプリストアのページにトラフィックを誘導するために画一的なデザインしか使用することができませんでした。なぜなら、特定の顧客層向けにアプリストア体験をカスタマイズしたり、クリスマスやオリンピックなどの季節のイベントを活用するオプションがなかったためです。しかし、カスタムプロダクトページ(Apple App Store)やストアのカスタム掲載情報(Google Play)の登場により、アプリマーケターはキャンペーン目標やターゲットオーディエンスに合わせて、複数パターンのアプリストアページを作成できるようになりました。
AppLovin をご利用の皆様は、こうした強力なツールを活用することで、より効果的にユーザー獲得戦略を実施し、キャンペーンのエンゲージメントを向上させ、最終的により多くのユーザーのコンバージョンを促進して自社アプリのインストールにつなげることができます。
この記事では、カスタムプロダクトページとストアのカスタム掲載情報とは何か、それらを使用するべき理由、そしてマーケティングパフォーマンスを最大化するためのベストプラクティスについて説明します。
Google Play は、2019年に Android 向けのストアのカスタム掲載情報(CSL)の提供を開始しました。CSL を使えば、デベロッパーは特定の国のユーザーや、自社アプリをすでにインストールしているユーザー層にアピールするために、最大50パターンのアプリストアページを作成できます。アプリの名前、アイコン、説明文、グラフィックアセットをそれぞれのストアのカスタム掲載情報用にカスタマイズし、該当ユーザー向けにローカライズした体験を作り出すことにより、新しいアプリコンテンツのプロモーションが可能になります。
その2年後、Apple は iOS14以降のアップデートにおいて、CSLと同様の機能を持つカスタムプロダクトページ(CPP)を導入しました。これによりデベロッパーは、新しいアプリコンテンツやキャラクター、機能を紹介するアプリストアページを最大35パターンまでカスタマイズできるようになりました。
既存のページに置き換わるものとして提供されたこれらのアプリストアページは、ユーザー獲得キャンペーンのためのカスタムランディングページとして機能します。アプリマーケターは、カスタムページごとに広告クリエイティブを統一し、固有の URL を使用することで、より質の高いトラフィックを誘導し、優れたアプリコンバージョン率を達成できます。
カスタムアプリストアページは、アプリストア最適化(ASO)を補完するものであり、ユーザーがアプリを発見して利用できるようにします。CSL/CPP は、季節のイベントや祝日、各地域の文化に関連したコンテンツ、アプリの新着情報のプロモーションなどに活用可能です。各カスタムページには、メインのプロダクトページとは異なる画像、プロモーションテキスト、プレビューを含むことができ、何に対して最もユーザーの共感を得られるかを把握できます。
Apple のデベロッパー向けページで紹介されている例を見てみましょう。アプリマーケターは、サイクリング、バックカントリーハイク、ロッククライミングの愛好家をターゲットにした3種類のユニークな広告クリエイティブを使用し、顧客をアプリのカスタムプロダクトページに誘導しています。さらにこの場合、カスタムアプリストアページのクリエイティブを、最初にユーザーの注意を引いた広告クリエイティブと同じものにすることで、コンバージョンの可能性を高めることができます。
AppTweak が紹介している次の例では、ローカルでありながら関連性の高いコンテンツを作成することに焦点が当てられています。フランスのライドシェアアプリである Hetch は、西ヨーロッパのフランス語圏のオーディエンスに対してアプリのプロモーションを行いました。アプリに合ったトラフィックをより多く誘導するための手段として、ストアのカスタム掲載情報では、フランス人ユーザーに対してはパリの地図、ベルギー人ユーザーにはブリュッセルの地図のスクリーンショットが表示されています。
どちらの例においても、アプリマーケターが従来の UA 戦略に対して、シンプルな広告クリエイティブとストアアセットをカスタマイズしてユーザーを獲得している様子が明確に見て取れます。カスタムプロダクトページとストアのカスタム掲載情報は、獲得コストを抑えつつ高いコンバージョン率を促進できるためアプリマーケターから人気を得ています。
アプリストアのカスタムページは、関連性のあるターゲットユーザー獲得や広告キャンペーンを用いて、アプリストア以外のプロモーションで使用するのが最も効果的です。ASO は、ユーザーがコンテンツキーワードを使用してアプリストア内でアプリを発見できるようにすることに重点を置いています。UA と ASO のチームが協力して広告とストアアセットの統一戦略を構築すれば、アプリのコンバージョン率は大きく向上するでしょう。
以下に、カスタムアプリストアページを使用する際のその他のヒントを紹介します。
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カスタムプロダクトページとストアのカスタム掲載情報の詳細については、AppLovin アカウントチームまでお問い合わせください。AppLovin ソリューションの活用を開始するには、今すぐアカウントを作成しましょう。