ニーハオ!AppLovinの高木です。
4/26〜4/28の期間中、中国北京にて開催された GMIC に参加しましたので、その様子をレポートしたいと思います。
GMIC はグローバル・モバイル・インターネット・カンファレンスの略称で、世界のモバイルテクノロジーを牽引する企業が世界各国から集まる、モバイル業界では最大級のカンファレンスです。2009年北京での初開催以降年々規模を拡大し、現在世界8箇所で開催されています。
まず移動のため、タクシーで会場まで向かうことに。中国では、「滴滴出行(Didi)」という中国最大の配車アプリが幅広く利用されており、普通にタクシーを探すと空車(しかも手をあげると止まってくれる)がなかなか見つからない!ということが多いです。その配車サービスを利用するには、基本的に中国で開設した銀行口座の登録が必要になるため、今回は仕方なく大道路で空車を探すことにしました。その後タクシーに乗ることができ、無事に会場に到着。
こちらが会場の写真。
初日の10:00過ぎに到着し、入り口を見ると既に行列が!
あれ、よく見ると見覚えのあるマークが……
弊社 AppLovin のロゴが大きくプリントされた旗が入り口の左右に立っている!AppLovin は今年 GMIC をスポンサーをさせていただきました
会場に入るためにはまず入り口で荷物検査をします。そして受付で登録時のメールアドレスを見せて、ネームバッチを発行してもらいます。
第10回目のGMICのテーマは”AI生万物”。全てのテクノロジーは、人の手によって生き物のように愛を持って生まれる。とても深いテーマです。
会場は目的別にブースエリア、会議室エリア、ワークショップエリアと大きく分けて3つに分かれていました。
まずはブースエリアから攻めて行きます。
出展している企業はとても幅広く、アプリ広告関連だけでなく AI ロボットや電気自動車、オープンスペース提供サービス、眼鏡メーカーなど、オールジャンルな印象でした。
まず先に弊社のブースへ。
AppLovin のイメージカラーであるブルーとホワイトの特徴的なブースで、デザイン性にも凝っています。弊社中国チームのメンバーがスタンバイしており、クライアント様やお立ち寄りいただいた方々と交流していました。ちなみに中国チームによると、自社の配信面を増やす目的でブースに来られた方が多かったそう。
ブースエリアで一番大きく、特に人だかりが出来ていたのが「小鹏汽车(Xiaopeng Motors)」という中国の電気自動車(EV)メーカーのブース。元アリババのモバイルビジネスグループ責任者と「YY」の創業者、多くの実業家により立ち上げられ、866億円以上もの資金調達にも成功しているそうです。
微博(Weibo)のブースもとても賑やかでした。
「微博抓娃娃」という Weibo にアカウントを持っているユーザーが、対象のキャンペーンに参加することでオンラインで UFO キャッチャーを楽しめるサービスを実施していました。景品にはぬいぐるみだけでなく、美顔器や掃除機などの家電製品も扱っていました。
こちらは「XHC Beauty House」という店舗を展開している企業で、置いてある化粧品を自由に試すことができます。ケーキや果物などの軽食も用意されており、トータルコーディネイトを楽しみながらフォトスペースで写真を撮ることもできる、女性にとっては素敵なサービスです。
最後に、パネルディスカッションなどが行われる会議室エリアへ移動。
ちょうど会場内の大会議室では、Global AI Leader’s Summit というセッションが始まるところでした。
AI の未来の為にも、とにかく「有効なデータをどれだけ多く集められるか」が重要である一方、人は自分にとって何か有益なことがないと情報提供を快く思わない。そのような熱い討論がパネルディスカッションの場を通じて繰り広げられました。ディスカッションは主に中国語でしたが、ディスカッション内容の英訳を聞くことができる通訳機材も準備されていました。
そして GMIC 開催期間中、多くのアフターパーティーが開催されます。AppLovin も今年 Apps Flyer, AppAnie と共催でパーティーを行いました!
実際に GMIC に参加したのは初日と2日目でしたが、改めて中国市場の成長性と幅広い先端技術やサービスを実際に体感できたとても深い二日間でした!