昨年の Worldwide Developers Conference で Apple は、昨年末より適用される予定だったいくつかの新しいプライバシー強化を発表しました。その後これらのアップデートは、デベロッパーがより準備をする時間が持てるよう、今年の早春まで延期されました。
より良く準備をし、収益の大幅な減少を抑えるため、こちらにMAX を使用しているデベロッパー様向けのチェックリストをまとめました。
- SDK をアップデートしましょう。 iOS 14 に対応したネットワークパートナーのSDKにアップグレードしてください。対応するネットワークSDKのバージョン及び必要なIDの情報はこちらをご参照ください。
- SKAdNetwork ID を info.plist に追加しましょう。MAXの自動IDジェネレータを使って、アプリの info.plist にネットワークごとの SKAdNetwork ID を追加しましょう。IDは、MAX Unity プラグインをご利用の場合は自動で追加されます。
- LAT ウォーターフォールを最適化しましょう。収益低下を回避するため、MAX Waterfall segmentation で iOS の LAT(Limited Ad Tracking) ユーザ向けの個別のウォーターフォールを作成しましょう。最適化された LAT ウォーターフォールを使用すると、LAT の収益が15-20%増加します。
- ビルトインの MAX User Consent Flow でテストを行いましょう。iOS 14 では、アプリは IDFA にアクセスするために App Tracking Transparency を通して許可をリクエストすることが推奨されます。早春からこのフレームワークの使用が求められますが、正確な日程はまだアナウンスされていませんので、今すぐには実装しないようにしましょう。日程がアナウンスされ次第、ATT が本格的にローンチされた際の重大な収益損失を避けるため、できるだけ多くのユーザーから同意を得ることをお勧めします。
MAX Consent Flow について
デベロッパーがユーザーの同意ステータスをマネタイズパートナーに伝え、iOS 14.5+ で効果的にマネタイズできるよう、MAXは iOS v10.0.0 および Unity v4.0.0 において同意フロー機能を提供しています。
ご注意ください – ATT プロンプトの最終的なリリース日程がまだ確実ではないため、フローをすぐに実装しないようにしましょう。Apple の公式 ATT ローンチ以前に同意フローを全てのユーザーに有効にしてしまうと、ただちに広告収入が減少してしまいます。
MAX consent flow について理解しておくべきこと:
- 本機能はデベロッパー独自のツールと組み合わせられるほか、個別の機能として有効にすることもできます。有効にすると、 iOS 14.5 以上を使用するすべてのユーザーに同意フローが表示されます。
- 一部ユーザーを対象に同意ダイアログをすぐに実装し、テストを実施することをお勧めします。すべてのユーザーに対してデフォルトで有効にしないでください。広告収入の即時低下が予想されます。 MAX ATT Consent Report は、ユーザーの同意率をモニタリングするためにリアルタイムで使用することもできます。
- Apple が発表する正式ローンチ日が近づいてきたら、MAX consent flow を有効にしましょう。できるだけ多くの iOS ユーザーから同意を得ることで、広告収益の損失を回避できます。この機能の詳細についてはこちらをご覧ください。
成功を収めるため、準備をお忘れなく!本件に関連してご不明点がございましたら、お気軽に AppLovin 担当者までお問い合わせください。
人気記事
8月 2日, 2023
11月 7日, 2023
8月 24日, 2022
業界の最新ニュースや AppLovin の最新情報をメールで受け取ることができます。
ご提供いただいた情報は、プライバシーポリシーに従って使用されます。いつでも購読を解除することができます。