収益化

MoPub 統合に伴い、MAX で新たな機能が続々とご利用可能になります

Idil Canal
12月 15日, 2021

AppLovin はこの数週間にわたり、ブログを通じてわたしたちのビジョンロードマップをお伝えしてきました。AppLovin は、モバイルデベロッパーや広告主のみなさまに向けて優れたプラットフォームを構築し、こうして新しい情報を発信し続けていきたいと思います。

MoPub のパブリッシャー、DSP、代理店のみなさまからは多大な反響をいただき感謝申し上げます。お寄せいただいたご意見は、みなさまが長きにわたって愛用し、信頼を寄せていた MoPub の機能を理解する助けとなりました。皆様からのご意見を参考に、AppLovin は新たな機能を MAX に追加することといたしました。これらの追加機能は、パブリッシャーおよび広告主のみなさまのお役に立ち、また来年以降のビジネスの成長において非常に有益なものとなるはずです。弊社のアカウントチームは、この移行を可能な限りシームレスに行えるよう取り組みます。


すでに MAX でご利用いただける機能

  • AppLovin Exchange (“ALX”):MoPub Marketplace から AppLovin Exchange への DSP の移行が始まりました。第1四半期前半には、すべての DSP パートナーが移行される見通しです。プログラマティックなバイヤーがスムーズに移行できるよう、弊社ではビッドリクエストの拡張を積極的に進めています(IDFV、ビューアビリティシグナル、Deal ID など)。これらの追加機能は、今後数週間中に順次提供される見通しです。その他にもご希望の追加機能やフィードバックがございましたら、AppLovin のアカウントチームまで提供いただけますと幸いです。サプライ側では、パブリッシャーとデベロッパーのみなさまに、DSP パートナーを最大限にご利用いただけるよう、app-ads.txt ファイルを AppLovin の最新のものにアップデートしていただくようお願いいたします。1月初旬には、Exchange Analytics のレポーティングも追加され、より詳しいExchangeのレポートがご覧いただけるようになる予定です。
  • ユニバーサル・クリエイティブ・レポーティング:Ad Review のクリエイティブレポートで、アプリ内で表示されるすべての広告をレビュー出来るようになります。インプレッションごとに、各アドネットワーク名、DSP、広告主などが詳細にレポートされます。
  • Ad Review がバナーに対応:Ad Review が、すべてのネットワークにおいて、アプリに表示されるバナークリエイティブや悪意のある自動リダイレクトを検出します。MAX の Ad Review では、問題のある広告が自動的に特定され、UXを保護します。より良いUXの構築を支援する MAX の Ad Review については詳しくはこちらをご覧ください。
  • ネイティブ広告フォーマットに対応:MAX メディエーションで、ネイティブ広告フォーマットがサポートされました。このベータ版では、弊社側で作成したテンプレートによる表示をサポートし、AppLovin Exchange DSP のほか、SDK ベースのネットワークパートナーへのアクセスが可能になっています。そして、ネイティブプロダクトの次のバージョンは2022年1月の第1週にリリースされる最初のSDKで利用可能となり、従来の MoPub 同様、自由なカスタムレイアウトに対応します。1月初旬の SDK リリース後、弊社のドキュメントページに、さまざまなユースケースを掲載するほか、AppLovin と MoPub のサポートチームからもガイダンスを行います。
  • GDPR 同意フローのビルトイン:MAX にビルトインされたGDPR同意フローを利用することで、独自のフローを実装することなくGDPRに対応いただけます。

すでに発表した MAX の機能に加え、以下の機能を一部のデベロッパーのみなさまに向け、アルファバージョンとして公開します。対象となるパブリッシャーのみなさまは、これらの機能の開発に、より積極的に関与いただくことになります。アルファバージョンの対象であるかどうかについては、AppLovin のアカウントチームにお問い合わせください。

  • Ad Review ユーザー・ジャーニー:アプリユーザーが実際に見た広告とそのUXを連続的に可視化します。ユーザーがサポートチケットで報告している問題のある広告が、どのネットワークによって配信されたのかを追跡し、ダッシュボード上からパートナーにメールで報告することができます。公式リリースは2022年第1四半期初旬を見込んでいます。
  • リワード・インタースティシャル広告:この新しいフルスクリーン広告フォーマットでは、ユーザーのオプトインなしにリワードを提供することができます。初期バージョンでは、AppLovin、Facebook、AdMob がサポートされます。2022年第1四半期には、さらに多くの SDK ネットワークと AppLovin Exchange のサポートが追加される予定です。

弊社は現在、バイヤーとパブリッシャーのみなさま向けの以下の機能に取り組んでおり、これらは2022年1月第1週にリリース予定の SDK でサポートされる見通しです。デベロッパーのみなさまは、このバージョンの SDK にアップデートしていただくことをおすすめします。ドキュメントページは、SDK リリース後に更新されます。また、バイヤーのみなさまは、これらの機能を利用されるために、対応が必要になることもございます。

  • オーディエンス・ターゲティングによる純広告:純広告キャンペーンで、ファーストパーティデータ(年齢、性別、位置情報、興味、カスタムキーワードなど)を使ってオーディエンスをターゲティングし、マネタイズを図ることができます。これらのキャンペーンは、保証型、バックフィル、クロスプロモの各キャンペーンタイプに対応しています。
  • カスタム・ネットワーク:サーバーサイドの Java Script タグベースや SDK ベースのネットワークを追加して、広告インベントリの収益化を図ることができます。デベロッパーは、独自のカスタムアダプタを作成したり、サードパーティが提供する実装方法を利用することができます。
  • ブランドセーフティ:弊社ではパブリッシャーのみなさまと app-ads.txt の導入を進め、sellers.json のサポートを追加し、IAB の Open Measurement SDK と連携することで、ビッドリクエスト内で一段と拡張されたビューアビリティシグナルを提供できるよう取り組んでいます。私たちは、ブランドと広告主のみなさまがブランドセーフな環境で取引できるよう、全力で取り組んでいます。
  • プライベートマーケットプレイス:PMP を通して、AppLovin Exchangeに接続された DSP と直接お取引いただくことが可能になります。弊社は引き続きプログラマティック・サービスを強化し、プログラマティックな保証型取引、インベントリのキュレーション、ディール専用のツールなど、バイヤーとパブリッシャーのみなさまに一連のソリューションを提供していきます。MoPub と AppLovin のデマンドチームが、お客様が可能な限り効率的にツールを活用して取引を行っていただけるようサポートいたします。
  • オープンソースのネットワーク・メディエーション・アダプタと新しい SDK API:これらのアダプタにより、デベロッパーのみなさまには広告ネットワークのトラブルシューティングや導入をより柔軟に行っていただけるようになります。また、新しいSDK API の追加により、広告ネットワークの認証情報、エラー、リアルタイムのレイテンシ測定などの情報を取得することが可能となり、広告レスポンスが一段と可視化されます。デベロッパーの皆様は、リアルタイムのデータへのアクセス、アラート設定、独自のレポートツールを用いた必要に応じた最適化などが可能になります。レイテンシ測定のレポートは、第1四半期後半に MAX のダッシュボードで利用可能となる見通しです。

多くのトップバイヤー/モバイルデベロッパーのみなさまに、すでに積極的にMAXへの移行を開始していただいております。より詳しい移行の手順につきましては、こちらのインテグレーション・チェックリストをご覧ください。お客様が既にお使いのメディエーション・プラットフォームからのウォーターフォールの移行の自動化もサポートいたします。サポートに関しては弊社チームに直接ご連絡ください。また、ユーザー獲得戦略やウォーターフォールの最適化についても、ベストプラクティスなどをご提供することで、皆様の収益拡大と成長をお手伝いできればと思います。

これらアップデートにより、既存の MAX サプライ/デマンドパートナーとのパートナーシップが一層強化され、また、各方面からさらにパブリッシャーやモバイルデベロッパー、広告主のみなさまをプラットフォームに新たにお迎えすることができるようになるはずです。今後も新機能の開発・提供を続けていきますので、ぜひブログで最新情報をご確認ください。

MAX の自動テスト機能についてはこちらから、また、MAX の特徴についてはこちらから、それぞれ詳しくご覧いただけます。

アプリ内ビディングパートナー、メディエーションネットワーク、DSP 向けの MAX の入札の仕組みについての詳しい説明はこちらをご覧ください。

Spread the love