
広告クリエイティブは、広告主がキャンペーンを最適化するための最も重要な手段であり、キャンペーン成果を左右する最大の要因です。
配信開始後の数日間
配信開始後の数日間にCPMが変動するのは通常の動きです。AppLovinのAIエンジンが、どのようなユーザーがコンバージョンするのかを学習し、アクションを起こす可能性が高いユーザーに向けて最適化を進めています。
最初の3日間は、以下の点を確認してください。
- すべてのピクセルイベントが正常に発火し、レポートへ正しく反映されてい
- 購入が発生し始めている、または特定のクリエイティブセットに配信額が徐々に集中し始めている
クリエイティブパフォーマンスの確認
配信額は、成果の高いクリエイティブセットに自然と集中していきます。
1つのクリエイティブセットがキャンペーン全体の配信額の20〜40%を占めている場合、勝ちクリエイティブである可能性が高く、どの訴求や冒頭表現をさらに展開すべきかを判断する有力なシグナルとなります。
パフォーマンスは、必ずキャンペーン単位で評価してください。勝ちクリエイティブが見つかった場合は、キャンペーン全体でも目標を達成、または上回り始めていることを確認する必要があります。
クリエイティブによる最適化
新しいクリエイティブが完成したら、随時アップロードしてください。成果の高い広告主は、毎週クリエイティブを更新しています。
クリエイティブのバリエーションが多いほど、適切なタイミングで適切なユーザーに最適なメッセージを届けられる機会が増えます。
勝ちクリエイティブが見つかったら、すぐに次のアクションを取りましょう。
- 勝ち動画をもとに、冒頭のフック、導入部分、テンポなどを変えた複数の改善版やバリエーションを制作する
- インタラクティブクリエイティブも必ず活用する。インタラクティブは広告成果の大きな割合を担うため、口コミや評価などの社会的証明、キャンペーンや特典を活用した訴求を重視する
- 新しいコンセプトをゼロから作るのではなく、すでに成果が証明されている要素を起点に展開する
予算の拡大
キャンペーンが安定して目標を達成するようになったら、広告費を増やすタイミングです。
- 多くの広告主は、パフォーマンスが維持されている限り、予算を毎日段階的に増やしています。
- 大幅に予算を変更する場合は、キャンペーンがリセットされる午前0時(UTC)に行ってください。このタイミングで変更すると、予算が1日を通して均等に配分されます。
- 大きく予算を増やす際は、新しいクリエイティブも同時に追加してください。広告費を増やすとリーチと接触頻度も高まるため、新しいメッセージを追加することでクリエイティブの疲弊を防ぎ、成長の勢いを維持できます。
よくある失敗と回避方法
- ファネル上部・中部・下部のクリエイティブがそろっていない。AIモデルが購入までのユーザージャーニー全体を最適化するには、ファネルの各段階をカバーするクリエイティブが必要です。認知から比較検討、購入まで、それぞれの段階にいるユーザーに適したメッセージを用意してください。
- ソーシャル広告を調整せず、そのまま転用する。AppLovinは、フィード型の広告環境ではなく、全画面でユーザーの注目を集められる環境です。30秒以上、ユーザーの視聴を妨げるものがないため、商品やサービスについて理解を深めてもらい、十分な背景情報を伝え、クリックにつなげることができます。この環境に合わせてクリエイティブを調整してください。
- 動画を短くしすぎる。AppLovin上で成果上位5%に入る広告の平均尺は37秒です。動画が長いほど、ユーザーの理解を深め、購入ファネルの次の段階へ進んでもらうための機会が増えます。
- 配信開始時からROASやCPPの目標を高く設定しすぎる。厳しい目標を設定すると、十分な学習データが蓄積される前に配信額が制限されてしまいます。まずは損益分岐点に近い目標から開始することで、キャンペーンが学習し、成果を伸ばすための余地を確保できます。
- クリエイティブを早く停止しすぎる。最も成果の高いクリエイティブでなくても、キャンペーン内で重要な役割を果たしている場合があります。クリエイティブを早い段階で停止すると、AIモデルが適切なユーザーに適切なメッセージを届ける機会が制限されてしまいます。